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県立美術館の
平清盛展に行ってきました。
国宝の平家納経
本物はとても雅できらびやか
美術館の穏やかな光で
キラキラ輝いていました。
平清盛、直筆のお経もありました。
思っていたより繊細で誇張のない
手本になるような美しい字でした。
宮島の「平清盛館」で
清盛の木造のレプリカを見た時も
太ってないし(むしろ痩せてる)
気取らない感じがでてましたが
繊細な人だったのかなって思いました。
本でみたことのある人びとの掛け軸があり
木の扇の細密な絵を見
源平合戦の屏風を見て
800年も前に亡くなった人々の
思いを感じました。
県立広島大学の図書館に行った帰り
近道をしようと思って
道を間違い
山道を登って下ったら
幸崎に行く道の途中で
忠海に降りる道に右折したら
下っていった先に
平忠盛のにちなんで名付けられた
忠海の海がみえてきました。
平忠盛も清盛もこの海を見たのかしら
清盛ゆかりのお地蔵さんてどこにあるのかしら
忠海駅の前の道を通って
エデンの海と書かれている休憩所に寄りました。
瀬戸内海の穏やかな海が見えました。
波が海岸の岩に当たって
ぽちゃぽちゃと水の音がするのを
じっと聞いていると
なぜかなつかしい気持ちになりました。
自然の音に触れると
普段はずっと人工的な物に囲まれているのに
気がつきます。
自然を感じるちょっとした時間を
大切にしたいと思いました。
休みを潰してお勉強に行った
自分へのご褒美に
また「平清盛」の本を買って帰ったのでした。
今日の中国新聞の「私の師」の欄に
「物事には必ずプラスとマイナスの面がある。
無駄なことはない。」
という言葉が載っていました。
道に迷ってしまったけれども
結果的には、良い出来事だったなぁって思いました。