自分の<きもち>をうまく話すためには
相手に対して「あなたは・・・」ではじめちゃいけない
(中略)
待ち合わせの時間に遅れてやってきた友達に
「20分も待たせるなんて、
あんたバカじゃないの」
なんて言っちゃだめ。そんなふうに言われたら
だれだって、素直に「ごめんね」って言えなくなる。
「20分も待たされて、
わたしイライラしちゃったわ」
って、あなたが言ったらどうだろう。友達はきっと
「ごめんね」って言ってくれる。
腹のたつことや、悲しいことがあったとき
がまんすることはない。あなたは自分がどんなふうに
感じているかってことを素直に話していいんだ。
でも忘れないでね。自分の<きもち>を話すという
ことは、相手を責めることや、傷つけることとは
違うんだよ。
―パット・パルマー「自分を好きになる本」径書房
アサ―ティブ・トレーニングの中から生まれた本だそうです。
相手を傷つけることなく自分を主張するという
アサ―ティブという言葉をよく聞きます。
いいことだと思います。
実践には、ちょっとした練習がいるような気がします。
慣れるまでは、予想される状況をシュミレーションして
言葉を考えておくのです。
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