夜明けの空

―カウンセリングスクール日記―
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イメージ療法

 その子の場合は
おなかに丸いかたまりみたいなものがいつもあって
それが強くなると食べてしまうとわかってきたんです。

そこで、「それがおなかにあると
モヤモヤして食べたくなるから
それをなんとかできたらいいんだろうね。

それをどこかに置いておくことはできないか」
といったら

「足もとに置くぐらいだったらできる」と言う。



そして、本人がイメージの中で
そのかたまりを足元におくんです。
(中略)

「じゃあ、足もとに置いてみよう」と言ったら
「はい、置きました」。

ところがその子が言うには
「足もとに置いたら、愛着がわいてきた」と。
(中略)

はじめはそんなもの捨ててしまいたいと
思っていたわけですが

足もとに置いたら妙に愛着がわいてきたので
その子はリュックに入れて背負ったんです。

すると「わりとぐあいがいい」というんですね。
(中略)

それでだんだん過食症状が薄れていきました。

     ―河合隼雄 「閉ざされた心との対話」講談社ー

先日ちょっと落ち込んだときに
(上司等が集まる会議の中で「私は出来ません」と言った)

その落ち込んだ理由は何だろうと考えると

私はまだ、「人によい評価をもらいたい」とか
「完璧な人になりたい」とか思ってたんだなぁと思いました。

このモヤモヤをリュックに背負うというイメージは
私にも何か「ぐあいがいい」感じがして

その「完璧な人になりたい」という気持ちを
足もとに置いて
それから背負ってみました。

すると、その思いが、かわいらしくて
いとおしい感じがしました。

自分の思いをおぶってあげると
やわらかい気持ちになりました。

落ち込んだ原因も
大きく考えると、自分を押さえて「出来ます」というより
自分を出せるようになっただけいいかとも思います。

このイメージ療法はおすすめです。
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