夜明けの空

―カウンセリングスクール日記―
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ユング心理学の世界

 15日は、菅野信夫先生の講義でした。

フロイトとユングの比較や考え方などの話を聞きました。

<因果論と目的論について>
例えば、不登校

「この子は何で学校に行かないんだろう?」

先生は「親が過保護」と言う。
親は「あの先生は学校出たばかりだから・・先生の問題」と言う。
  →原因さがしに終わる。

自然科学では、原因がわかると治療できる
不登校は原因はわからない

父「何が原因ですか?」
(原因がわかると車のエンジンがかかるみたいに・・はいかない)

「良い子」の不登校

「良い子」とは周りの大人にとっての良い子

(過剰適応している)子が思春期を迎えると

周りの大人に合わせていっているのに気づく
自分のレールがみえてくる

複線をもたない子は脱線するしかない。

何が原因で・・・ ⇔ 目的

「もしこの子がここで不登校しなければどうなっただろう?」
結果論でいえばここで不登校してよかった。

ユングは目的論的に考える。

「この子は不登校という犠牲をして
何をしようとしているのか?」と考える。

「ポリアンナ物語」良い所さがし

<人間のタイプについて>
外向的⇔内向的
思考⇔感情
直観⇔感覚

外向的な人 新しい所に行ったときの場慣れが早い
        (場慣れは早いがこける)

内向的な人 慣れるまで時間がかかる
        (慣れるのに時間はかかるがつながりを作る)

外向的・感情(優位)な人 例:セールスマン、町内会の世話役
内向的・感情な人  例:宗教家
内向的・感覚の人  
    例:シャガール「どうしてああいう絵が書けるんですか?」と聞かれ 
           「いや、見えるでしょ」と答える

慣れているものは使いこなせる
使っていないものは未分化のまま(劣等機能)

例:普段温厚な人が酒を飲むと荒れる
 →実際は逆で、おだやかな人だから荒れる

例:心気症 
 ちょっと心臓がドキドキした→このまま死ぬんじゃないかしら
 胃が痛い →スキルス胃がんじゃないかしら

→自分の体の感覚にやられる

理屈で生きてきた、「こうすべきである」と生きてきた人は
感覚と感情でやられる

フロイトは抑圧されたものを自覚する
ユングは普段、意識していない無意識を自覚して
    全体像の回復をめざす

劣等機能:その人の影(シャドー)

ある方向に光を当てすぎると影が濃くなる

例:ある料亭で聞いてみる「荒れる忘年会は?」
  →教員、警察官、公務員

   例えば、警察官の酒飲み運転

(制服があるような)社会的な顔が要求される職業
ある意味生活の一部が強制される職業の人

の劣等機能(その人の影の部分)

≪傾きすぎたバランス
自分の劣等機能を意識して生かす≫
ことが大切

初めて聞く話で難しい話でしたが
わかりやすい例で、楽しく聞きました。

何事もバランスなんだなぁと思いました。

私はユングに惹かれます。


           


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