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セドナ・メソッドの入門セミナーに行ってきました。
ある不快な感情があるとき
ふつうは1.抑える
2.出すということをする
抑えるとその感情はわだかまりとして残る
けれども
3.解放するという方法があると言われました。
ポジティブな感情をずっと持っていることは不可能
なので、不快な感情は解放する
その感情をみとめ手放す
ということを習いました。
たとえば、ボールペンを手に握りしめています。
その状態がある考えに個執している状態とすると
ボールペンを握っている手を離すと
ボールペンは下に落ちます。
又は、ボールペンはただ手のひらに
乗っている状態になります。
それをイメージし、
1.その考えを認めることはできますか?
2・その考えを手放すことはできますか?
3.その考えを手放しますか?
と、自問自答し、イエスと答えます。
講師の先生の声が気持ちよく響き
自分の感情を解放する練習をしました。
先生の笑顔が素敵でした。
不快な感情は手放し
よいことにフォーカスすると
引き寄せの法則でよい循環になります。
自分は全能である宇宙の一部である
宇宙の一部が自分の中を流れている
と言われたのが印象的でした。
たくほどは 風がもてくる 落ち葉かな
―良寛―
数日前、NHKBSで「天空の一本道―チベット大運搬―」という番組を見ました。
ある男性が町で洗濯機を選んでいる場面が出て
「選ぶ基準は重さです。」とナレーションが入ります。
「なぜ重さ?」と思い、引き込まれました。
その男性は、頭と背中で洗濯機を支え背負います。
町から、4000メートル級の山を越えて、荷物を村に運ぶ仕事をしているのです。
高い山の狭い崖っぷちを重い荷物を乗せた馬と人が通ります。
小雨が降り寒さと重さがくいこみます。
途中の川のそばに墜落して死んだ馬が残っています。
こんな過酷な仕事が世の中にあるのかと思いました。
雨風をしのぐ家があり冷暖房完備の生活をしているわが身を顧みました。
その仕事で得られる収入は一年の生活費の1/3です。
父は娘に言います。娘は町の専門学校に行くのです。
「おまえは運搬はできない。頑張って勉強をしろ。学費のことは心配するな。」
その村の下の山にトンネルを掘って道路をつくる話があるそうです。
運搬人は道路には反対です。「一生、大運搬を続けてもいい」。というのです。
「私には4頭の馬がある。」「食べるものと着る物があれば十分だ。」
‘足るを知る`という言葉を思い出しました。
何が大事なのか考えました。
何が大事か知っている人たち。
もっともっと、と欲ふかくなっている自分。
良寛さんの句のように澄んだ気持ちに近づきたいと思います。