夜明けの空

―カウンセリングスクール日記―
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所有という幻

 私たちは他人にどう見られているかで
自分をどう見るかを決める
モノに対する執着を手放すのには
どうすればいいのか?
そんなことは試みないほうがいい
モノに自分を見出そうとしなければ
モノへの執着は自然と消える
それまでは自分がモノに執着していると
気づくだけでいい
「執着に気づいている。その気づきが私である」
    
     ―エックハルト・トール「ニューアース」サンマーク出版―

母と妹に我が家にきてもらい、掃除や片づけを
手伝ってもらいました。
クローゼットの中には半分以上使わなくなったモノが
しまわれていました。
中には小さな子供の帽子やお弁当箱など
捨てられなかったモノや
忘れていたものもありました。

それらは、ひもで縛ってていたのですが
今日になってまだ使えるかも
という気持ちが出てきました。

執着に気づいている。
その気づきが自分である
その言葉を
繰り返してみます。
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情報のフィルター

 体が欲している食べ物を選択するように
目や耳から入ってくる情報にもあなただけの
フィルターをかけましょう。
とくに体調が優れないときは
情報収集には向きません。

潜在意識は起こっている出来事すべてを
記憶しているそうです。
たとえば、目に入った看板や
聞き流しているラジオの音なども
そうです。

テレビのニュースなどは、事件や事故を扱います。
平凡な幸せな出来事は大きいニュースにはなりません。

芥川龍之介の「地獄変」を図書館で手にとり
出だしを読むと引き込まれ
つい全部読みました。
すごい筆力と思いますが
その夜、物語の場面を思い出し
うなされました。

「硫黄島からの手紙」の映画を見て
それに関連した本を読んだ後も、夜うなされました。

潜在意識にあまり怖い思いさせないように
気をつけなければと思います。

自分の時間を取り戻すために
日々の生活を見直しましょう。
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頭のてっぺんをやわらかくする

 ヨガでは、まず手先や足先をそらしたり
広げたり、押さえたり、廻したりします。
体の末端をしてから体の中心部へと
移っていきます。

その中でときどきするのが
頭のてっぺんを柔らかくする
ということです。

頭のてっぺんには百会というツボがあります。
頭頂部の少し後ろのへこむところです。
疲れているとここがぶよぶよした感じになります。

ここを軽くたたいたり、押したり
また、頭皮を両手で持って動かしたりします。
すると血行が良くなって
頭がすっきりします。

余談ですが、頭がつるつるしている人の
頭皮はしわがないと誰かが言っていました。
動かして柔らかくすると
毛髪にもいいです。

首を廻すのと一緒に百会のつぼを刺激してみて下さい。
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セドナ・メソッド

 セドナ・メソッドの入門セミナーに行ってきました。

ある不快な感情があるとき
ふつうは1.抑える
     2.出すということをする
       抑えるとその感情はわだかまりとして残る
けれども
     3.解放するという方法があると言われました。

ポジティブな感情をずっと持っていることは不可能
なので、不快な感情は解放する
その感情をみとめ手放す
ということを習いました。

たとえば、ボールペンを手に握りしめています。
その状態がある考えに個執している状態とすると
ボールペンを握っている手を離すと
ボールペンは下に落ちます。
又は、ボールペンはただ手のひらに
乗っている状態になります。

それをイメージし、
1.その考えを認めることはできますか?
2・その考えを手放すことはできますか?
3.その考えを手放しますか?
と、自問自答し、イエスと答えます。

講師の先生の声が気持ちよく響き
自分の感情を解放する練習をしました。
先生の笑顔が素敵でした。

不快な感情は手放し
よいことにフォーカスすると
引き寄せの法則でよい循環になります。

自分は全能である宇宙の一部である
宇宙の一部が自分の中を流れている
と言われたのが印象的でした。

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よく噛むこと

 昨日、煮豆を食べていて気がついたこと。
いつも右側の歯で食べていたのです。

顔は左右対称ではありません。
顔の左右差を直すには
口角の下がっている方で
食べるようにすると良いと
テレビでしていました。

それをすっかり忘れていましたが
私は以前から左の口角が少し下がっていて
左だけ法令線が深くなるのが気になっていました。
ときどき法令線を作らない口の体操をしたり
笑顔の練習をしたりしましたが
やはり気になります。

でも原因はこれだったとわかりました。
意識して使わない方で噛むことが大切だそうです。

食べ物は何回も噛みます。
その噛むという運動で口角を
上げるのが一番です。

噛むと唾液が出てます。
食べ物に唾液がしっかり混ざるほど
体の中の活性酸素が減ります。
活性酸素は体を錆びさせます。

鉄のくぎが錆びるのは酸素があるからです。
鉄のくぎが錆びるように、体を錆びさせないためにも
食べ物をしっかり噛みましょう。
太っている人は、ほぼ例外なく早食いです。

しっかり食物を噛むことは健康にも
若返りにもいいですね。
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丁寧に作られたもの

丁寧に作られたものは
温かい思いが
刻みこまれていて
人に力を与える

 ―城谷朱美「月のリズムセラピー」より―

身のまわりのものを丁寧に作られたもので満たすと
自然と心も体もいい状態になる
と書いてありました。

今日から仏通寺の境内の手前にある掬水(きくすい)という
お店でうつわの展示会が開かれています。

お店に行くのを楽しみにしているのですが
今日は展示されているうつわの中から
渡辺均矢という作家さんの器を購入しました。

その器は、まっ白い地に黒い線で
シンプルな幾何学模様が書いてあります。

ちょっとみると簡単に線を書いたようにみえるその線は
一度素地を彫り込み、それに色を埋めるという
手間のかかる象嵌技法で制作された作品だそうです。

そのコーヒーカップでコーヒーを飲むと
なんともいえないゆったりとした
気持ちになりました。
そういうことだと思います。


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ストレス&ヨガ

 ストレスは改善のためのエネルギーでもあるのです。
ストレスはエネルギーとなり
体内にモヤモヤとわいてきたエネルギーは
発散してやりさえすれば問題はない。
わるさはできないのです。

肩をいからせるという言葉があるように
頭にくると肩にグーンと力が入ってきます。
ストレスがかかると呼吸まわりの筋肉が緊張する
典型的な例です。
肩をいからせていると呼吸がつまってくる。
まず肩の力を抜くこと
すると怒りがやわらいできて
ハラにも力がこもってきて
心が安定してきます。

       ―綿本 彰「ヨーガの奥義」講談社―

右の肩にいつも力が入っているようです。
頭にきているとは感じていませんが
この文章を読むと気が上がっているのかなぁと
思います。
深呼吸をし、みぞおちをしっかりねじって
たまったエネルギーを出すといいそうです。
塩を入れたお風呂で浄化するのも良いようです。
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つまらないことに腹を立てないようにしよう

 つまらないことに対していちいち腹をたてたり
驚いたりしてはならない(中略)
静かに悠然とした態度、その態度が持つ魅力を
外に放射させよう。
自分の感情に振り回されるな〜
あなたの表情やしぐさ、話し方に工夫を。
もっと静かに、思慮深い話し方や行動をするようにしよう

怒りは私達から魅力を奪い取る。
たえず怒っている人の中でカリスマ性を備えている
人はいない。
さわやかで冷静で、落ち着いていて、自分から行動する人に
カリスマ性は備わるものである。

   ―ギュンター・F・グロース「人生で成功するちょっとした工夫」PHP出版―

カリスマ性をめざしているわけではないけれど
今日はつまらないことに腹をたてたかもしれない
と思います。
その感情を認め、感情に振り回されない自分になりたい。
中心軸が定まった自分になりたいと思います。
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あたりまえの日常

 ・・・よがあけて
あさがくるっていうのは
あたりまえのようでいて
じつはすごくすてきなことだから

       ―谷川俊太郎―

今日は休日でした。
一日中寝ていました。

前世療法を受けて以来
自分が怠け者だと
思う気持ちはなくなりました。

バカンスで白い砂浜に寝そべっていて
今日はなにもすることがありません
というのを想像してみました。

実は昨日からちょっと気分が落ち込み気味なのを
感じていました。
こんな時はなにもしないのに限ります。
好きなことだけするのです。
あたりまえの日常に感謝して
しなければという感情はおいといて
また寝ます。
よく眠れるのもありがたいことです。

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足るを知る

 たくほどは 風がもてくる 落ち葉かな
                          ―良寛―

数日前、NHKBSで「天空の一本道―チベット大運搬―」という番組を見ました。

ある男性が町で洗濯機を選んでいる場面が出て
「選ぶ基準は重さです。」とナレーションが入ります。
「なぜ重さ?」と思い、引き込まれました。

その男性は、頭と背中で洗濯機を支え背負います。
町から、4000メートル級の山を越えて、荷物を村に運ぶ仕事をしているのです。
高い山の狭い崖っぷちを重い荷物を乗せた馬と人が通ります。
小雨が降り寒さと重さがくいこみます。
途中の川のそばに墜落して死んだ馬が残っています。
こんな過酷な仕事が世の中にあるのかと思いました。
雨風をしのぐ家があり冷暖房完備の生活をしているわが身を顧みました。

その仕事で得られる収入は一年の生活費の1/3です。
父は娘に言います。娘は町の専門学校に行くのです。
「おまえは運搬はできない。頑張って勉強をしろ。学費のことは心配するな。」

その村の下の山にトンネルを掘って道路をつくる話があるそうです。
運搬人は道路には反対です。「一生、大運搬を続けてもいい」。というのです。
「私には4頭の馬がある。」「食べるものと着る物があれば十分だ。」

‘足るを知る`という言葉を思い出しました。
何が大事なのか考えました。
何が大事か知っている人たち。
もっともっと、と欲ふかくなっている自分。
良寛さんの句のように澄んだ気持ちに近づきたいと思います。

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