夜明けの空

―カウンセリングスクール日記―
<< May 2011 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

- | permalink | - | - | - | -

グループ・ワーク

昨日は、グループ・ワークの日でした。

藤沢俊幸先生が

「グループ・ワークの時は、いやな方もおられて
察しのいい人ははじめから来ません」

と言われ,笑ってしまいました。

はじめに、部屋を皆が一人でゆっくり歩き
その次は、近くの人と握手をして歩きました。

そして、その近くの人と二人組になり
一人が目隠しをして
もう一人が連れて歩くという
ブラインド・ウォークをしました。

最初は黙って
次は話をしながら・・

黙って目隠しをして歩くと
真っ暗で怖い感じがします。
話をしていると怖くありません。

それから、8人組のグループをつくり
まず、二人組で自己紹介をするのですが

自己紹介の中に自分の家族の良いところを
入れて下さいということでした。

そして8人で相手の自己紹介をしました。
他己紹介です。

家族の良いところを入れるのは思ったより難しかったです。
そして、普段人の話を覚える位に聞いていないのがわかりました。

その後、8人のなかで、お父さん役、お母さん役を決め
残りの6人が子供になって
お父さんお母さんに難題を相談をしました。

もう働きたくないという長男や
ストーカーに付きまとわれた気のする娘や
事故にあった二男や
いじめにあっている3男など
いろいろな相談がありました。

その相談に親役の人が答えるのですが
その人の人柄が表れておもしろかったです。

また、自分のことも気づきました。

私は自己表現が苦手だなぁとか
人まねしていたなぁとか
人に良く思われたいと思っているなとか

一から人間関係を作るのは大変だなぁと思いました。

今日、職場でいろいろな人に声をかけられました。
しあわせだなぁと思いました。

それまでに築いてきた人間関係の絆が
私の大事なものだと改めて思いました。




広島カウンセリング・スクール | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -

オーラソーマ 2回目

 昨日、広島で

オーラソーマ・コンサルテーションを受けてきました。


まず、はじめに、100種類の上下2色のボトルから

自分の好きなボトルを選びます。


私が選んだのは、B36,B53,B66,B98


2番目を除き、すべて同じようなボトルでした。

上がバイオレット、下がピンク


同じボトル、自分の行きたい方向が分かっている

方向が見えている感じ


上にあるバイオレットは、

頭で考えて、考えすぎるところがある

自制が効いている感じ


2番目の色はミドリ

オーラソーマでいうとハートだそうです。


下の色のピンクもハートをあらわします。

ハートを頭で押さえている

自分の感情を出すことが出来ない状態


なので、まずは自分のハートを癒すことが大事

また、呼吸が浅いとも言われました。


「ハートの内側にある声に意識的になりましょう。

自己ケアをもっと大切に」とメッセージをもらいました。


その話を聞いている時に思ったのは

自分は「こうしなければいけない」が強いんだということ。


服もだらだらしたのは、好きではありません。

でも自由にしていいんだなぁと思いました。


このコンサルテーションを受けて

何か腑に落ちました。


私は、今のままの自分ではだめだ。

「もっと、○○の資格を取って・・」とか

「今度は○○をして」とか

いつも何かを探していて


それが手に入っても

他の何かを探していて

今を充分楽しめていないような気がしました。


もう今のままでいいよ。

と思いました。




スピリチュアル | permalink | comments(0) | - | - | -

桜守

 NHKプレミアムの
「たけしアートビート」という番組がありました。

京都の「日本一の桜守」といわれる
園芸家の16代目佐野藤右衛門さんが紹介されていました。

京都の昔からの桜を守っておられます。

一般的なソメイヨシノはサクランボはなりません。
タネが出来ないので、接ぎ木で増やします。

そのため、何本あっても同じ桜だそうです。

反対にしだれ桜はそのタネから育てる。

同じ親からのタネでも一本一本
皆、性質が違うそうです。

しだれるもの、しだれないもの、ひねくれるもの
いろいろある

タネから育てた桜を大きくして
植えかえるのだそうです。

ビートたけしさんが「植えかえてつくのですか?」
と聞くと、

「もちろんつきます」
「女の子が嫁にいくのと一緒です。」

「3年たつと大丈夫」
「嫁に行っても3年たてば大丈夫」

「人間も植物も生き物ですから」と
言われていました。

3年目の桜の苗は15センチほどに見えました。
どんな花が咲くのかは、苗からはわからないそうです。

どんな花になるのかは、もう私は見れません。
子供か孫がみるでしょう。と

「生き物の多様性」のことや
「植物も人間も生き物」というのも

先週、聞いた話と同じだなぁと思いました。

生き方のはなし | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -

個性化過程

 悩みは比較できない

比較という方法で人は元気にならない。

たとえばクラスで一番をとった。
「一番をとって頑張ったね」

人と比べて一番と言うのは、不安定。・・・相対的自信

その反対は、絶対的自信

たとえば、イタリアのお父さん。

娘に対して、「おまえはかわいい」
        「絶対にかわいい」




学生さんに良い人生と悪い人生を書いてもらった。

良い人生とは「悪いことのない人生」上昇している直線 ↑
悪い人生を書いてもらうと上がったり下がったりのボコボコの線

女の子は下がったところに「夫の死」など、人のことを書いている
男の子は人のことをかいていない。自分のことばっかり。

女性は他の人が幸せであっても、自分が幸せだと感じる能力がある

反面、自分のしたかったことを他人に実現させようとすることがある

たとえば、ひまわりのようなお母さん。

娘はすずらんのような子供

すずらんに「ひまわり」「もっと、ひまわり」

愛情があるがゆえに。



たとえばサラブレッドの子供。
次から次に種付け、速く走る馬が目標。

人間なら、「よい大学にいくこと?」

ユングは自己実現が目標と言っている。

個性化過程がもっとも大切、と

自己実現というのは
たとえば「小説家」になるとか
何かになることかと思っていたが、それは違う。

個性化過程というのは
上がったり下がったりのボコボコの絵を書くこと

苦労があるから人は陰影がでる、と。




広島カウンセリング・スクール | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -

芽のでないタネ

 人間は多様性をもつ

生命は多様性をもつからこそ
生命といえる

たとえば家具
モノは規格品

人間は一人として同じ者はいない

はみだす個性があると規格品外になる?

丸くするために削る
違うものを許さないという発想は危険

「早くしなさい」
「何で皆と同じことができないの」・・・私も言っています。


引きこもりの子供がいました。
カウンセラーが会っていても、ずっと変わらない。

ある日子供が
「なぜ先生は僕と会っていますか?」と聞いた。

カウンセラーは言った。
「タネの力を信じているから」

その子は言いました。
「僕は芽のでないタネですね」


芽の出ないタネがあってもいいと思います。

芽が出ないという生き方も一つの生き方だと思っています。

とその人は言われました。



変化は時間がかかる

風邪なら一週間とか週単位
心の分野は年単位

質問で
「もう少しなんとか効率化することはできませんか?」
というのがあったそうです。

人間はモノではない

何も変わっていないように見えるのがいい変化

変わっているのがわかるようだと無理をしている可能性がある

という話でした。


最近、職場でも「効率化」、「目標管理」と言われます。

この話を聞いて「規格品」になろうと
無理する必要はないと思いました。

頑張って規格品になろうとして心を壊す人がいます。
それは、自分だったかもしれません。
広島カウンセリング・スクール | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -

「つながって」聞くこと

 心理療法士の桑原知子さんの話を聞きました。

「人間らしさ」ということを言われました。

「あるがまま」が大事
目標は「ふつう」ではなく「その人らしさ」

人間はモノではない
モノは傷つくとずっとそのまま
人は指をけがしても治る

自然治癒力がある

人間の持つ力を信じること

人の理想とするものを正円とすると
(完璧な健康etc)
そんなものはありえない

どこかにキズがある 

そのキズを直そうと思うと
つい原因を探してしまうが

原因→処置→除去という

これはモノの修理の発想

人間は生き物なので
同じ生きているもの 

植物(園芸)が参考になる

見守ること

関心を持ち
手を出さない

相手を信じる
自分を信じる  ということ

・・・この話は思春期の子供を持つ者には
  とても参考になりました。




この度の東日本大震災について

地震は深い傷を残す。

地震によって皆が傷を負っている

避難所にいる人も
避難所ではなく地方に避難した人も
「自分たちは逃げたのではないか」と

人はさまざまな傷をもつ。

被災してない人も
「自分たちは被災していないという罪悪感」を持っている

被災者を「助ける」のではない

「つながって」聞くこと

それが自身の心の傷に触れることになる
と言われました。

講義を受けて
人を人として見る姿勢を教わったと思います。
広島カウンセリング・スクール | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -

余った時間

 「時間は忙しい時には
充分持つことができないものである。

ところが、いざ暇ができると浪費してしまいがちである。
(中略)

余った時間を有効に使っておくと

長い人生のあいだには
もっといい仕事につく機会もめぐってくる。

知識をたくさん身につけておけば
選択の幅も広がるのである。」

     −ベティ・シャイン「スピリチュアル・ヒーリング」
                 日本教文社―

カウンセリング・スクールに行くことにしました。

自分のために
そして、いずれは人のために

「ひとりで輝いてもよし」



「みんなで輝いてもいい。」 鑪先生が言われました。   
                                                             
偶然、ある先生の話を聞きました。

その先生は、膵臓のホルモンの研究を
されていたそうですが

「おまえの実験はいつもうまくいくなぁ」と
幸運のように言われていたそうです。

でも、うまくいった研究を発表していただけで
失敗した研究は、その10倍もあったそうです。

自分の仕事が終わって
11時から2時や3時まで研究していた。
その人の同僚も1時から5時までしていたとか・・

はたからみると
たまたまうまくいったようにみえても

その人が費やした時間は目に見えません。

幸運がくるときは一度に来ますが
その前に毎日のちいさな積み重ねがあり

その積み重ねたものがコップいっぱいになったとき
それがあふれだすように幸運なことが起こる

そう思います。

自分の休みの、余った時間を少し使って
知識を身につけたいと思います。
- | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -

根っこの願い

 「私は、何のために生まれてきたか?

私は、何のために生きているか?

私は、もの心ついてから、これまで何をしてきたか?

私は、やりたいことをしてきたか?

私にとって、「自分の人生」の意味は?」

と、静かに自分に問うてみること


「本当は何をしたいのだろうか?

本当の自分とは何者だろうか?」

これを、時間をとって考えていくことが

有意義に人生を生きることにつながるようです。

広島カウンセリング・スクール | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -

自由連想

 心理学の鑪 幹八郎先生の話を聞いてきました。

「自分に10分ご褒美をあげるといいですよ。

毎日、決まった時間、場所を決めて
出来れば朝に
自分のことを考える時間を持つ

自分のためにしっかり時間をとる」

と、言われました。

質疑の時間に

「いつも日記を書いているのだけれど
ネガティブな事柄が多い

そういう日記を読み返しても良くないように思う
楽しいことだけ書く方がいいのでしょうか?

それもなんだか半分だけという感じですよね」

というような質問がありました。



それに対しての答えは

「日記を書くならでまかせ日記を書くのがいいですよ

何でもいいから思いつきを書く
イメージを書く
まとまりがなくていい

後でみると
私こんなことを考えてたのかとわかる

自由連想をやっていく

心の世界がわかる」

ということでした。

心の世界は面白いですね。
広島カウンセリング・スクール | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -

亀は亀のままでいい

 5月4日に竹原市の竹まつりにいきました。


江戸時代の街並みに

花笠をかぶった花の踊りや笛の演奏や

高校生の頼山陽の行列がありました。



街角に

竹筒に挿した素朴な花が架けられ


路地を一歩なかに入ると


普通の家の軒に

いろいろな花を植えた鉢が置かれています。


ふとみると格子に架けられた色紙に


「亀は亀のままでいいんだよ。


うさぎにならなくてもいいんだよ。」


と書かれ、うさぎと亀の絵が描いてありました。


わたしは小さい頃太っていたので

よく「どんくさい」といわれていました。


今でも人に比べて遅いと

自分で少し落ち込んだりします。


でも亀は亀のままでいいんですね。


「宇宙はゆっくりが好きなのかもしれませんね。」と


神戸みゆうさんも言われていました。


自分のペースでいきたいです。




スピリチュアル | permalink | comments(0) | - | - | -