夜明けの空

―カウンセリングスクール日記―
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外側を探すのをやめる

 「外側を探すのをやめること。

答えはあなたが買う『次の商品』の中にはありません。

あるいは、あなたが身につける新しいメソッドの中にも
ありません。

立ち止って耳をすまし
そして、ほかの人と一体になること

それにかかっています。」

      ―エリック・パール
          「ワールドセラピーVOL.02」より

あらためて、シンプルな良さがわかります。

また、外側を探していたなぁと思います。

今日、神戸みゆうさんの話を聞いた妹に
リコネクティブ・ヒーリングをしてもらいました。

体が軽くなり、気持ちも軽くなりました。

話をする中で「自分の価値を低めないこと」を

改めて教えてもらいました。

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兄の言葉わすれない

 2番目のお兄ちゃんが亡くなって1年になる。

私が小学1年生になったころ
小学3年生のお兄ちゃんは入院した。

それから2年間、抗がん剤治療をした。
髪の毛は全部ぬけ、顔はまん丸になった。

私と1番上のお兄ちゃんは
半年くらい会えなかったのでびっくりした。

お兄ちゃんに会えるようになってからは
一緒にゲームをした。

勉強も教えてくれた。
時々、けんかもした。

だけど、いつもやさしく笑った顔しか
覚えていない。

私がお母さんにおこられると
いつもかばってくれた。

1番上のお兄ちゃんは
病気のお兄ちゃんがわがままを言っても
許していた。

外泊した時には、コンビニで家族一人一人に
おこづかいでおかしを買ってくれた。

私にはいつもおもちゃ付きのおかしだった。

お兄ちゃんの最期の言葉を一生わすれない。

「この病気、清(さや)じゃなくておれでよかったよ。

清(さや)だと小さいから、かわいそうじゃけ」


  ―10才の小学生、清(さや)さん投稿―


H23年1月の中国新聞のヤングスポットの記事です。


これを読んで泣きました。

後日「ひろば」に寄せられたこの記事への感想に
お母様も心境を書かれていました。

ご家族の気持ちを思うと言葉にできません。

ずっと前に切り抜いていた記事を
わすれないようにブログに書きました。

生き方のはなし | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -

星は願いを叶えてくれる

 星は願いを叶えてくれる。

ほんとだよ。うそだと思うなら,星に向かって願いごとを言ってごらん。

願い事は,思っているだけではなかなか叶わないものだけど,
言葉にすると,願いが現実になりやすい。

たとえば誰かに「こんな仕事がしてみたい」っていっておくと,
本当に,そんな仕事が舞い込んで来たりすることがあるよね。

公言したからには,ちゃんとやらなくちゃという気持ちもあるから,
夢にむかってがんばれるってこともある。

だから,夢をことばにすることは,夢を叶える一番の近道なんだ。

だからといって,夢や願いごとを誰かにいきなりいうのは
やっぱり恥ずかしいし,勇気がいる。

そんなとき,まずは星に願いを聞いてもらおう。

星に夢を話しているうちに,
だんだん自分のこころの中が整理されてきて
本当にやりたいことが見えてくる。

これならできそうって気持ちも芽生えてくる。

ほら,なんだか星が願いを叶えてくれる気がすると
思いませんか?

    ―吉沢深雪「星見るしあわせ」より

長女の卒業式のときに、担任の先生が読まれたプリントが
出てきました。

私の願いごとは何かしら?
自分でも本当の気持ちはよくわからない。

はっきり言えたら、きっと叶いますね。
元気の出るポエム | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -

精神分析概論

 白州さんにとって忘れ難い人として
タチさんという人がいた。
     (中略)
「タチさんとは実の母親以上に縁が深かった」と
いえる人だった。

戦争中は誰しも食べることに困ったのだが
そんなときもタチさんは一生懸命つくしてくれ

白州さんが畑仕事をして得た麦から
パンをつくるのに、どこかでつてを求めて
イースト菌を探してきてくれたりした。

そのタチさんがある日、脳溢血で倒れた。

「忘れもしない。嵐の吹きすさぶ夜半のことで
私はあわてて彼女の部屋に飛んで行ったが  

その瞬間、私の脳裏にひらめいたのは
こともあろうに、『ああこれでイーストが買えなくなる』
ということだった」。

「何と冷酷なことか。何物にも替えがたい数十年の恩寵が
ただのつまらないイースト菌に還元されようとは」

と、ここから白州さんの「身を八つ裂きにしたい思い」の
深い悔恨がはじまる。

私は個人の秘密の話をお聞きすることが多いので
これに類する話に接することが割にある。

そのような経験をしているうちに、次のように考えるようになった。

最愛の人や、最大の恩人を失う悲しみは、
それをモロに受けると、人間はなかなか立ち上がれない

―時にはそのために死ぬ―のではないだろうか。
それを防ぐために、無意識の防護作用が起こって

まったく些細なことに気をとられるものと思われる。
ともかく、悲しみの感情からは絶縁される。

そのようにして一応守られておいて、その後に
時間とともに悲しみは徐々にやってくる。

そのようにしてこそ、人間は深い悲しみを経験しつつ
それに耐えられるのではなかろうか。

  ―河合隼雄「しあわせ眼鏡」海鳴社―

この「無意識の防護作用」というのが
心理学でいわれている「防御」という心の反応で
これをつきとめ分析するのが精神分析だと思います。

川畑直人先生の精神分析概論を
聞きました。

フロイトは精神科のDr ですが
その時代の治療は、催眠療法で暗示を与えるという方法。

フロイトは関係する外傷(トラウマ?)を特定し
感情を発散させると症状がよくなるということを発見し

自由連想という方法で
心に思い浮かぶことをそのまま話してもらう療法を考えた。

過去に目を向ける療法ですが
今は進化して

抑圧する意識の心理も重要だけれども
現実に適応するさまざまな心の動きも注目していく必要がある
ということで

対人関係論とか自己心理学とかになっています。

自分のイメージに注目し
自分を尊重する感覚
自分自身の尊重感を傷つけられる体験など
一人一人の持っている心の中のイメージを重視します。

今をどう生きていくか?
どんなゆがみを持っているか?
それがどういう影響を与えているか?
それを分析するのです。

心の「無意識の防護作用」を知っていると
無意識に防御しないといけないほど

それほど、大切な人だったんだとわかり

「身を八つ裂きにしたい思い」を
もうすこし受け止められるのでははないかと思います。


広島カウンセリング・スクール | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -

心のとうりに

免疫学の多田富雄さんが書いておられるけど
脳が人間全体の中枢ではないんですからね。

脳は神経系の中枢であって
免疫系はちがうわけですから。

動物実験で脳を移植したら
移植した脳が免疫系で排除される

その免疫中枢は胸腺にあるというんですから

いったい人間というのはどこに中心があるのかとか
誰がその人間が自分であることを決めているのか
ということがますますわからなくなった。

   ―河合隼雄+柳田邦男「心の深みへ」講談社―

このごろ、よく、「頭で考えずに心で考えなさい」
「ハートを大切に」という言葉に出会います。

頭は、つまり脳は人間全体の中心のように
習ってきましたが、この話を読むといちがいに
そうともいえないとわかります。

胸腺の部位こそ私たちがハートがあると思っているところ
不思議ですね。

 松田敬子さんのブログに
「今やりたいことは、今やろう」という記事が出ていました。

「もっとお金に余裕ができてから」とか
「もっと子供が大きくなってから」とか
「もっと仕事が忙しくなくなってから」と
さきのばしにしていたら、
今のわくわくはなかった。と

いまの私はまさにそのとうりで
「もっとお金に余裕ができてから」と思っていました。

自分が惹かれていることは
現実逃避じゃないかしら?

アシュタールさんのペンダントや
オーラソーマの講座。

子供のお金のいるときに
自分のことばかりに使って・・

これからの教育費もいるし
家族旅行もしたい

その上オーラソーマの次の講座も受けたいし
オーラソーマのボトルも欲しいのです。

これは所有欲とか自己満足かしら?
と自問自答しています。

今までも自分が熱中するものにお金をかけてきました。
もったいないと思っていました。

でも、心のとうりに動いてみたいと思います。
それが「わたしらしい」ことだから
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オーラソーマ レベル1 その4

あけみ先生が

「オーラソーマの講座を受ける人は

受けとることが苦手な人が多い。」と言われました。


私もそうですね。

まだ〇〇でないから受けとれないとか

もっと〇〇でないと・・といろいろなことに手をだしています。


今のままでは受けとれないと思っているんですね。


講座が終わった後、OSHOカードを選ばせてもらいました。

そのカードは・・こんなカード



おもわず、笑ってしまいました。


女性性と男性性を統合したブッダなんだそうです。

ハスの花を持ち、胸もはだけて

お酒も飲んで、実にくつろいでいる感じです。


本の上に座っているのが

本好きな私とかぶるところがあります。


ABUNDANCEは、「豊かさ」の意味でした。


もう1つ、もらったオーラソーマのカードは



B92グレーテルというカードでした。

「女性の真なる自立」というカード

依存から自由になり自立していけるようサポートしてくれると

書いてありました。


帰り際にあけみ先生が

誕生日の数字から言われた今生の課題は


なおみさんは、「受けとること」。

私は、「自立」でした。


「ハイ、ハイ、わかっています。」って感じでした。


過去生で「怠け者」だった私は

今生は「しっかり働くぞ」と思ってきたに違いなく


占星術でも、「かなりのハードワーカー」とか

「人生の半分は仕事、または仕事中心のライフスタイル」とか

言われていて


自分でも、家庭的に問題がないのは

しっかり働けということなんだろうなぁとうすうす感じており


「待つ」ことを実践するんだよね。と思っています。



今日、キマさんのブログで


朝、仕事に行く時に「仕事に行く」と言わないで

「じゃあミッションに行ってくるから」と、


「仕事」という言葉を「ミッション」とか「使命」にいいかえるといい

と出てました。


いいですね。

本日のミッション完了しました。

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オーラソーマ レベル1 その3

 今日でオーラソーマ レベル1の講座が終わりました。


たくさんのギフトをもらった感じです。

一緒に学んだお仲間、なおみさんにも感謝です。


例によって選んだボトルは、9日は、B108、58、86、81。



優しい感じのボトル


今日、10日に選んだボトルは、B94、98、99、101。



混ぜると2本目以外はすべて緑。

わかりやすいなぁと思いました。


なおみさんに大きな視野で見えていると言ってもらいました。


今日習った大天使のボトルばかりで

それも、ミカエルのボトルです。


以前、ろーくで石を買ったとき、選んでもらったカードも、ミカエル

また、通販でクリスタルを買ったとき、ついてきたカードもミカエル


この度買った107のボトルもミカエルの拡張バージョン

何か縁のあるものは、縁があるんだなぁと思いました。


最後に、あけみ先生が、ボトルの番号をボードに書いて



たしていくと、「5」の番号。


なおみさんも「5」の番号。


NO.5のボトルは、創始者ヴィッキーのボトルでした。


オーラソーマとの不思議な縁を感じました。

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イメージ療法

 その子の場合は
おなかに丸いかたまりみたいなものがいつもあって
それが強くなると食べてしまうとわかってきたんです。

そこで、「それがおなかにあると
モヤモヤして食べたくなるから
それをなんとかできたらいいんだろうね。

それをどこかに置いておくことはできないか」
といったら

「足もとに置くぐらいだったらできる」と言う。



そして、本人がイメージの中で
そのかたまりを足元におくんです。
(中略)

「じゃあ、足もとに置いてみよう」と言ったら
「はい、置きました」。

ところがその子が言うには
「足もとに置いたら、愛着がわいてきた」と。
(中略)

はじめはそんなもの捨ててしまいたいと
思っていたわけですが

足もとに置いたら妙に愛着がわいてきたので
その子はリュックに入れて背負ったんです。

すると「わりとぐあいがいい」というんですね。
(中略)

それでだんだん過食症状が薄れていきました。

     ―河合隼雄 「閉ざされた心との対話」講談社ー

先日ちょっと落ち込んだときに
(上司等が集まる会議の中で「私は出来ません」と言った)

その落ち込んだ理由は何だろうと考えると

私はまだ、「人によい評価をもらいたい」とか
「完璧な人になりたい」とか思ってたんだなぁと思いました。

このモヤモヤをリュックに背負うというイメージは
私にも何か「ぐあいがいい」感じがして

その「完璧な人になりたい」という気持ちを
足もとに置いて
それから背負ってみました。

すると、その思いが、かわいらしくて
いとおしい感じがしました。

自分の思いをおぶってあげると
やわらかい気持ちになりました。

落ち込んだ原因も
大きく考えると、自分を押さえて「出来ます」というより
自分を出せるようになっただけいいかとも思います。

このイメージ療法はおすすめです。
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陰性転移

 クライアントが治療者に対して
避難や攻撃を向けてくるとき

治療者がそれを肯定することによって
ますます問題を深くしている場合もある。

特に境界例のクライアントは非常に鋭敏なので
治療者の少しのミスや怠慢などを見つけて
攻撃してくる。

あるいは一方的な論理で押しまくってくる。

そして、遂には「料金を返せ」「弁償をしろ」
というようなことになる。

このようなとき、日本人の傾向として
すぐに「すみません」とあやまったり
ときには「料金を返す」と応じたりすることがある。

ある面からいうと、誠実に対応しているようだが
これによってクライアントの怒りは
ますますエスカレートするのである。


クライアントがこのような一見無理難題を
しかけてくるときは

クライアント自身が周囲から無理難題を押しつけられ
まったく身動きのできない状況であることを

治療者が的確に理解してくれていないことを訴えている
と思うとよい。
(中略)

クライアントの本当に訴えたいことは何か
クライアントの置かれている状況を
自分は本当に理解しているのか、と考え

その線に沿って応答すると
クライアントの怒りはおさまる。

      ―河合隼雄「心理臨床入門」岩波書店―

私は仕事柄、この例がよくわかる場面に
出くわしたことがあります。

その攻撃は無理難題のようでした。
攻撃の対象は私ではありませんでしたが
同僚は大変落ち込みました。

その時は何が起きているのかが
よくわかりませんでしたが

この文章を読んでそうだったのかと
理解できました。

本当に訴えたいことを理解して
「治療者の姿勢がどちらを向いているかを示せばよい。」

今、この河合隼雄さんの本をたくさん読んでいます。
とてもいいです。



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共感的態度

 日曜日は、藤巴正和先生の演習がありました。

共感的態度とは何かという話です。

自分の心に浮かんだ事柄を
そのままぶつけるのではなく

相手を正しく理解しようとすること。

ある人の訴えの例題が出ました。

その人はどんな気持か
自分ならどう答えるか

その訴えを聞いて
自分はどういう気もちになるか、を書いたのですが

それを見て、割と冷たい答えだなぁと
自分で思いました。



自分は、自分で思っているより
冷たいんだなぁと思いました。

話に入っていこうとするより
それ以上言わせないような気持ちを書いているなと
改めて気づきました。

それで共感的態度というのはこんな感じ
というのがおぼろげながらわかりました。

相手のきもちをそのまま受け止めるということ
そういう態度

これは仕事をしていく上で
いる技術と思いました。

学ぶって楽しいことですね。


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