夜明けの空

―カウンセリングスクール日記―
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「怒り」について

 メリィMグールディングの「自己実現への再決断」
という本を読んでいると

「非行少年や犯罪者たちの幼い頃の生活歴を
聞いていると

彼らの怒りの行動が

重度の抑うつ状態や精神病になる代わりに
とられたものであることがよくわかる

こうした人たちは
自分たちの幼い頃の怒りが

自分の生命を救う役目をしていたのだ
という意味で

怒りに感謝する必要がある。

しかし一方で
今日の問題を解決するためには

怒りの行動以外のオプションがたくさんあることを
認識するのも重要であることは言うまでもない」

という一文がありました。

「怒り」にどう対処するかが
このところの私の関心でしたが

こういうことだったんだ

と分かりました。

私は、「致命的な禁止令を与えられた」
わけではありませんが

私の幼い日の心を守ってくれたのは
やはり「怒り」であったように思います。



「怒っている子供たちは

自分が怒りにまかせてしたかもしれないこと
する可能性があったことなどに気付くと

自分自身で恐ろしくなり

それ以降は自分の怒りを抑圧してしまうことがある」

これらの文章を読んで
私も「怒り」を抑圧しようとしていたことに気がつきました。

でももう抑圧しなくても大丈夫だと思いました。

湧き上がってくる怒りを鎮めようとずっと考えていました。

私は分別のある大人になったのだし
もう怒る必要は何もないことに気づきました。

「<怒り>を抑圧していた人がそれを抑圧しなくなると
怒るようなことはほとんどないのに気がつくのが常である。」

私を救ってくれた「怒り」に感謝したいと思いました。


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不思議なご縁

 今日は台風が来るので広島に行くのは
やめたほうがいい

と言われながらも行ってきました。


           台風のとおり過ぎた後の空はとてもきれい

今日の演習は、パニック障害の知人に
どう対応すればいいか?という例で

あなたの問題ですか、それとも知人の問題ですか
と確認し

「あなたは何に困っておられるのですか」と聞いていく

どう接したらいいかという質問は
HOW TOWを聞いているので

指導、助言をもとめている

これに乗っかるとカウンセリングではなくなる

「幸せになって欲しいんです」という
相談者の気持ちにフォーカスし
「幸せになって欲しいんですね」と聞いていくという話

もう1例は仕事に意欲がもてず
コミュニケーションが苦手な男性の例で

はじめは仕事をやめたいと思っていたクライエントが

話していくうちに
「この会社を選んだことは間違いないと思うんです」
と言葉に出す。

それで、会社の方は問題ないと
プライベートな話にいってしまっている

カウンセラーは先を考えて
話を進めているけれど

オーム返しでいいので

「はしょって」しまわず
そのクライエントのレベルや時期に合わせていく

つらい状況を少し強めの比喩で表現する

クライエントが誰にも相談できないと
カウンセラーを訪れているのに

「誰か相談できる人はいませんか」と言うのは

このカウンセラーは自分を拒否している
とクライエントが捉えかねない

学校の先生が生徒の相談にのっているときに
保健の先生に相談したか聞かれると
先生に相談する気がなくなる

そんな例を上げて説明されました。

本人でも言っていて気づくことがある

「意外な気づき」が大事

これをきちっと受け止めたい
という話でした。

演習の解説とともに
今日の収穫は

今、している研究の助言が得られたこと

お隣の席の方は、どうも専門家のようだったので
お聞きすると

(エクセルに入れていれば)

「アンケートの解析なら
5分でできる」と言われました。

また、解析してくださるとも言われ

前後を比べて後が上がるのは
介入による気持ちの高揚があり
当たり前なので研究にならない

非介入の対照例を挙げないと。

年齢、勤務年数、未婚、既婚の情報くらいは、いる

と助言をもらいました。

この研究グループに入って

統計をどうするかというのが
一番の悩みでした。

「簡単な」と名前がついていても
意味のさっぱりわからない統計の本や

インターネットで検索しても
理解できない内容で

エクセルの入力は栄養士さんに教えてもらい
できる予定でしたが

有意差を出すとなると
お手上げで

誰か助言してもらえる人はいないか
どうやって探せばいいのか

途方にくれていたので

「5分でできる」方に出会えるとは
「天の助け」としか言い様がない

不思議なご縁でした。

本当に願っていることは
実現する

シンクロを感じました。

毎日「具現化のCD(ヘミシンク)」
を聞いているのですが(ほとんど眠りぐすり)

今、一番切実な私の願いは
「この研究がうまくいきますように」という
お願いなのでした。

新たにしなければいけないこともわかり
気持ちは無茶苦茶忙しいですが

なんとかなりそうな

希望がみえてきました。





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7つはサロン

 「七つは」は不定期で開かれるおうちサロンです。

昨日、リフレクソロジーと
ボディケアセラピーを受けてきました。

リフレクソロジーはとても痛い部分がありました。

どこの関連部位かというと
「尿管」とのこと

水分をとっていなかったり
尿を我慢したり
してませんか?

と聞かれました。

水分を控えているわけではないけど
水分をとる時間をもてませんでした。

あまりトイレ行っていなかったな
と気づきました。

しっかり足つぼを押さえてもらって
足の循環がよくなりました。


                自転車で出会う花畑

それから、ボディケアセラピーは
リンパの流れをよくするような感じのやり方で
ねじってもらいました。

「しっかり噛んで食べて下さい」
といわれました。

胃が悪い感じはないですか?と

最近、胃の調子が悪いのか
気分が悪いときがあったですが

確かに5分くらいで丸呑みしてました。
ご飯粒飲んでるなぁって思いながら

胃も腸にも負担がかかるんですね。

家に帰って水分をしっかりとり
しっかり寝ました。

今日はしっかり水をとり
しっかりかんで食べました。

いい気づきがたくさんあった
七つはのイベントでした。

そこで出会う人たちも
とてもスピリチュアル

シータヒーリングをされてる方や
四柱推命をされている方

パステル画をされている方など
それぞれの得意な分野を持たれていて

初対面で話をしていても
緊張もせず

そのお家でお茶をいただきながら
つい長居をしてしまう

ここちよさがありました。

体も心もリフレッシュした1日でした。


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今回は仕事上の悩み2例

 今日は、私がクライエント役をした演習の検討でした。

感情的には怒りがあっても出せない。

こうだから相手に不満がある
と言わないと

いらいらする、もやもやするというのを
大人社会だから我慢した。

という話。

先生は

「こういう場面で怒ったらだめでしょ。
怒ったら負ける」

と、言われた。

自分の意見がもっともっといえたら
もやもやが減る

この人は、自己主張できない。

上の人には流されてしまって言えないし
下の人には、あきらめが入っていえない。

対等に反論できたらいいんですけど
反論できないでいる。

きちんと言葉で反論できない。

「怒ればよかったのかな」
というクライエントの言葉に

「怒れないんですね。
怒ればよかったと思っているんですね。
でも、それができない」

と話を深めていく。

「あなたは怒りの感情が出せないんですね」

「あきらめ」もキーワード。

まるで自分のカウンセリングでした。


           私が小学校の頃植えた花:ブルームーン


もう1例も仕事上の悩み

早朝から終電まで仕事をしていて
仕事をやりすぎてすりきれてしまった。

眠れないし、自責の念も出てきている。

クライエントはまわりに理解してくれる人がだれもいない

基本的には
「つらいんですねー」でいい。

同じ仕事上の悩みでも
対応が違うという例だった。

この人は、反抗したいとか
文句をいいたいはあまりない

逆説的に
前例は「反抗」したかったり
     「文句をいいたい」人だった。

私にとってのキーワード。

「喧嘩になるのが、とっても怖い」

けれども
本当は「喧嘩できるくらい文句が言いたい」んだなぁって思った。
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ネガティブな話

 今日、昼時間に、娘さんのお婿さんは
ポジティブな話しか、しない

という話が出てきました。

私も前は
その人のように

ポジティブな話しかしない人になりたい
と思っていました。

ポリアンナのように・・

まるで聖人のように・・

それを目指していました。

でもそうなれるはずもなく
落ち込むこともありました。

でも今は

ポジティブな話しかしない人には
愚痴を聞いてもらえず

しんどい気がします。

方向的に「いいとこ探し」は必要ですが

その前に

胸にたまったものをまず吐き出さないといけない
ように思います。

たとえ、ネガティブな話であろうと
お互いに吐き出せる関係であるなら

それはとても素敵な関係だろうと
思うのです。

こんな考え方になるとは
私の意識は変わってきたようです。

前はもっとガチガチだったんです。

「いい子」になりたい

という意識が強く

「いい人」になりたい気持ちも強く

自分で自分の枠を決めて
はみださないように一生懸命でした。

今、私らしくあればいい
って思えるようになってきました。

無理せず私らしく

愚痴を言ってもいいし
泣いたり笑ったりしてもいいし

それを許してくれる仲間にも恵まれているなぁって
思います。
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平清盛展

県立美術館の
平清盛展に行ってきました。



国宝の平家納経
本物はとても雅できらびやか

美術館の穏やかな光で
キラキラ輝いていました。

平清盛、直筆のお経もありました。

思っていたより繊細で誇張のない
手本になるような美しい字でした。

宮島の「平清盛館」で
清盛の木造のレプリカを見た時も

太ってないし(むしろ痩せてる)
気取らない感じがでてましたが

繊細な人だったのかなって思いました。

本でみたことのある人びとの掛け軸があり
木の扇の細密な絵を見

源平合戦の屏風を見て

800年も前に亡くなった人々の
思いを感じました。





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