夜明けの空

―カウンセリングスクール日記―
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鹿児島旅行

 家族旅行に行ってきました。

鹿児島は風が吹けば寒いと感じる程度の
広島でいうと秋口の気候でした。


西郷さんの最期の地
城山に行きました。


城山は市内と桜島が1望できました。

西郷さんがここまで戻ってきたのが
わかる気がしました。

翌日は開聞岳に登りました。

2合目の出発地点で13時
日の入りは17時なので登る時間は
2時間半しかありません。

頂上までは大人で3時間です。

早めのスピードで登ったため
ついていくのがやっと

平井堅の
「いーとしき日々よ。この体が消えてーも」の曲が頭を巡り

長女に
「消えたほうが楽かもしれん」と言うと
「何をいようるん。消えるな。消えるな。」と励ましてもらいました。

結局、子供2人のペースについていけず
大人2人は7合目で待つことにしました。

その時間の長かったこと

私は、上着も荷物もおいていって上に上がったし
不測の事態が起こったらどうしようと心配しました。

携帯で9合目手前で引き返すと連絡がきたとき
ほっとしました。

「私があれこれ心配する必要はないんだなぁ」って
思いました。

子供たちはもう自分で判断できる年になったんだと
実感しました。

これがこの旅行で一番の土産でした。

3日目は雨で、足湯につかったくらいですが
有名な「白熊」を食べてきました。


思ったよりあっさりで小さいのを半分ずつしましたが
1個いけるかもって感じでした。

温泉三昧で肩のこりもとれ
リフレッシュしました。










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のぼうの城

 映画を見に行きました。
映画は一番の気分転換になりますね。

受け持ち患者さんの病状が重く
上手にコミュニケーションできなくて
ちょっと落ち込んでいる気分がずっとしています。

上手にとか
せっかくスクールに行っているのに実践できないとか
いろいろいらないことまで思ってしまっています。

で、気分転換に
「のぼうの城」を観に行きました。

私は時代劇が好きなのですが

例えば上田城の真田昌幸・幸村親子の
強いものに弱いものが負けないとかの話や

大阪夏の陣の同じく真田幸村の
たとえ負けるとわかっていても
向かっていくとかの話は特に好きです。

で、「のぼうの城」ですが
この話は全く知らなかったので楽しめました

野村萬斎さんいいですね〜

NHKの「あぐり」のときからファンですが
この映画も萬斎パワー炸裂

憎めない感じが出ていて
踊りが面白くて
野村萬斎さんでなければ出せない味でした。

あまり死ぬシーンを見たくないので
合戦シーンはドキドキしましたが

見終わった後に何か
400年前の心意気のようなものを感じました。

以前であれば
寝返った城を悪く思っていましたが

逆に無理して戦わないという手もある
その方が死者も出ずにいいのではないかという
考えもよぎりました

でも、でくのぼうといわれながらも
農民にしたわれた城主

その物語は後味いいものでした。





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今年最後のスクール

今日の演習の1例目は
33才女性再就職の悩み

「せっかくの仕事なのにやめちゃったー」という
クライエントに

「せっかくの仕事なのにやめてしまった
という後悔があるんですかね」
と受ける

かつての仕事とギャップを感じている
妹と比べて焦りを感じているクライエントに
フィードバックが少なかった

いつも言うが繰り返し
鏡になってあげる
基本的には反射がベース

昔の自分はこうだったのにと
ないものねだりをしている

素直に返せばいいが
終わりになるとカウンセラーさんはいいことをしたくなる

「あなたの言っていることはないものねだりですよ」と
ずけずけ言ってはダメ

思ってもいいけど自分で気づいてもらう
クライエントは自分の状況をわかっている

もう1例は
職場の同僚から悪口を言われている気がして
眠れない31才のサラリーマン

基本は、このクライエントさんをどう理解するかで

人の言うことが気になってしょうがない
眠れないから仕事も遅くなり悪循環である
ということを共有する

カウンセラーさんは状況把握をしている
全体的な印象としては噛み合っていない

応答がQ&Aで終わってしまっている

眠れないんですね
とその苦しさを受け止めてあげる

あなたのつらさはこうこうこういうことですね
とわかってあげるとクライエントは楽になる

ソーシャルワークさん等だと雇い主さんを呼んで
しっかりと役にたっているとこの人に伝えてあげて下さい
という事もある

という話でした。

文字にして読むとわかるけれども
難しいなぁって思いました。



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誕生日を過ぎて

 看護研究の合同発表の提出期限が迫って
講評を受けて大幅に文章を修正していたので
ここ数日他に何もできませんでした。

他の人の研究を聞いて、私は
「もっと楽に要領よくできたのではないかと思って
ちょっと落ち込んだ」と同僚に言いました。

そうしたら、同僚は
「楽に要領よくやってる人はいるけど
それをしたら〇〇(私の名)さんではないよ」と
言いました。

私は、まだ他の人と比べていたのか
    自分を批判していたのかと気づきました。

私らしく頑張ったねと褒めてもいいんだなぁって

それとともに
自分を分かってくれる人が周囲にいる幸せを
感じました。

研究の修正をしている中で
主語がなくて表現がくどいことに気がつきました。

自分が分かっていても
表現しないと人に分かってもらえないことに
気がつきました。

看護研究は大変だったけど
気がつくことが多くて勉強になりました。

誕生日には、この一年を振り返り
新たな目標を立てるのですが

家族みんなで祝ってくれ、プレゼントももらい
幸せな日でした。

この1年に変わったことは
「怒りにとらわれなくなったこと」です。

下の妹は「私たちには反逆の血が流れている」と
いいましたが、

この一年で怒りに対する認識が変わり
「良かったこと」になりました。

怒りは私たちを守ってくれた。

これからなりたい自分は
キューブラーロスさんのように
比喩が使える人になることです。

人に伝わる表現ができるようになりたい
と思います。




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