カウンセリング演習1例と資料でのミニ講義、練習問題をしました。
演習は仕事に行きたくない体調を崩している女性の例でした。
自問自答しているクライエントにどう聞くか
という話をしました。
「不安ですねぇ」という言葉に
「不安なんですね」と返すとクローズドの質問になる。
「このままズルズルと行かれなくなるとどうしよう」と思っておられるんですね、と
その時、そのままの言葉でかえすこと。
例えば「お腹がすいた」という言葉に
「お腹がすいたんですね」と返すと
私のことがわかってもらえたと対話が成立する。
また、疑問な点
例えばどんな仕事をしているのかとか
「いま休んでいる人の気持ちがわかると言われていましたが
どう思っているのですか」とか
「いま休んでいる部下についてもっと教えてもらえませんか」等
具体的に聞いてもいい。
このクライエントさんは「仕事ができなくなったらどうしよう」となやんでいる
何がこのクライエントさんにとってしんどいのかを聞いていく。
資料は「聞くことの意味」=「受容」
真っ黒の部屋に人間を置くと
「幻覚」が見える
入力がないと脳は暴走する
5感で入力
では、出力は?
筋肉を動かす。
→言葉を使って表現する
→脳を安定させる
どう聞くか?
例えば自殺しそうな人に
×「死んじゃダメよ」
○「どうしたのあなた」・・・受容共感的態度
経験したことのないことは、目のまえの人に教えてもらう
○「分かりたいから教えて」
×「体験したことがないからわからない」
練習問題は話の内容を○×で答える問題でした。
実際に解いてみて
私は割と固定観念というか偏見が強いのがよくわかりました。
「先に思い込まないように」という学びでした。