夜明けの空

―カウンセリングスクール日記―
<< October 2014 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

- | permalink | - | - | - | -

学童期の発達課題

 西村良二先生の特別講義

今日は、学童期の発達課題

小学校に入るということは

母親の手の届かないところ
社会に入っていくこと

母は子供が離れていく不安
子供は母から離れる不安を抱える

その分離不安のある時期ということを認識する。

また、同性の友達を作る時期
母から離れ同性の友達へ。

何か、習い事でもプラモデルでもなんでもよいが
物事をやりきった感覚が持てると良い

でないと不全感を持つ

自分は何をやってもできないというような
劣等感をもちやすい

「千と千尋の物語」や「かいじゅうたちのいるところ」など

映画の中の子供を例に
子供の心をを説明したりされました。

「千と千尋の物語」は10才の子供が見た大人の世界

大人の世界はまるで異次元の世界

釜じいの8本の手は働き者の象徴
頭だけがデカい湯バーバ

カエル男、顔なし、ナメクジ女・・・意地悪な人も親切な人もいるカエルの世界

働かなければ生きていけない世界
千尋は現実が抜き差しならない中で忍耐力を身につけていく →成長

ご自分の話のジョークを交え
5時間は意外と早くすみました。

帰ってからは

「竹原、憧憬の路」に行ってきました。



竹の筒に入ったロウソクの灯りに
なにか、なつかしい感じを覚えて

ゆったりした時間を過ごせました。





今年はNHK朝ドラ「マッサン」の舞台となったため
観光の方も多かったみたいです。





日本酒の試飲もあったようですが
車だったので飲めなくてちょっぴり残念でした。

カウンセリングスクール専門コース | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -

臨床像

 今日の話は、まず、「臨床像」のはなし

例えば、中肉中背というより、身長〇〇cm、体重〇〇kgの方が
クライエントのイメージが浮かぶように

試行のクライエントの選択は、問題のない人を選びなさい
ということになっているが、問題のない人は難しい。

ヘタをすると、雑談になってしまう可能性あり。
→「自分のことを話して下さい」とお願いする。

先生は、第一声
クライエントの「声がいい」と言われました。

確かに聞き取りやすい
よく透る声

そういえば、クライエントの中には
声が聞きとりにくい方もありました。

声から「心の健康度」が分かる。

体型や服装からも推測できることがあるし
話される言葉だけでなく、全体を見るってことだなぁ
と、思いました。



情報として
結婚している人ならば、「どんな結婚をしたか」を聞く。

夫との出会いは、どんな風だったのか?
どんな家庭なのか?

話の中で「母」の解釈の違いがありました。
「母」は誰を指すのか?

人の話を理解するのは
ムズカシイ

誰の話をしているのかで
意味が全然違ってきて
話についていけなくなります。

カウンセラー役の方は

「それはやっぱり〇〇ですね」

「〇〇はどう思われます?」

「そういう〇〇に対してどういう思いを持っておられますか?」

「〇〇なんでしょうね」等

とても上手な受け答えをされていました。

じぶんだったら、こうはいかないなぁ
と、思いました。

自分の感情が出て
クライエントの気持ちを受け止められないなぁ

先生が「クライエントは健康度が高い」
    「育った家庭も健全」と言われた。

確かにそうだなぁと思いました

振り返って自分自身

会話の中でひっかかるところなど
悪いところを探している

マイナス思考のことが多い

カウンセリングはいいところ探しだったなぁって
改めて思いました

今、仕事の面でも
自分的に難題を背負ってる感じがしてましたが

物事は考えようで
良い方に目を向ければいい

自分はマイナス思考になりやすい傾向があると
認識すればいい

と思いました。

カウンセリングスクール専門コース | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -

雪舟亭 掬水

 三原の仏通寺の入口にあるお店

「雪舟亭 掬水」の秋のうつわの展示会に
行ってきました。



お花がきれいに生けられていて
うつわも素敵。









毎年楽しみにしています。

素敵なうつわにはいったお抹茶と
手作りのお茶菓子をいただいて



おもしろいうつわも・・・



今年はこの2客のマグカップが
我が家に仲間入り!



私は最近白湯を飲んでいるのですが
ちょっと楽しみです。

手ぬぐいをかぶった
かわいいお地蔵様もありました。

写真家の方の真似をして
撮ってみました。



仏通寺は空気もよくて

それだけではない
なにか神々しい
背筋が伸びるようなピンとした空気感があります。

私にはパワースポット!

元気になりました。

- | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -

話題の選択

「沈黙が嫌だった」のでは?

沈黙されると困るので・・
話題をカウンセラーが方向づけ

沈黙を保っていると面白かったかな〜
沈黙も自己表現なので。

それでこちらが耐えられないとしたら
自分にとってどういう意味があるか
考えるチャンス!

クライエントを励まそうとする言葉
クライエントを支えようとしているカウンセラーの気持ち

「話題の選択をクライエントに任せる」

×カウンセラーが導く

沈黙を守ることによって
クライエントさんからどんな話題をひきだすか
見てみたい。

沈黙が楽しみになれば
自分も楽なのにと思う。

個人的な事情をあえて聞かなかった
→それはそれで良い

「もし〜〜なら」仮定のこととして聞いてみる
関心があっても直接、露骨にに触れるのは無理
年齢的なこともある。

クライエントの良い所を支える努力をしたい。


                            夜明けの金星と月

カウンセラーの逆転移に時間をオーバーしてしまう
というのがある。

「もっと言いたいことがあるらしい」とオーバーしてしまう

面接構造を守ること

私たちは日常のなかで暮らしている。

継続した場合
「いつもこのようにして構わない」と
クライエントさんが思ってしまう。

「無意識の振り回され」が起こる。

私はクライエントさんにこういう態度をとられると
こういう行動をやってしまう。

私はそういう傾向があるということを認識することが大切。

  〜・〜・〜

この「無意識の振り回され」の話は
自分や人に置き換えて

当てはまることがあり
仕事の面でも

こういうことがあるとわかると
対処ができる。

ためになるなぁと思いました。

例えば、自分では親切のつもりで
枠をはずしたことが

相手にとって
前回はしてくれたのになぜ今回はできないのか、とか

あの人はしてくれたのに、この人はしてくれない

そういうふうな事態を引き起こすことがある。

そんな時

「面接構造を守る」という基本がなぜ必要なのか
枠を守ることが大切という事と

それをしてしまう傾向があると認識すること

この2つが大切なことがよくわかります。




カウンセリングスクール専門コース | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -