夜明けの空

―カウンセリングスクール日記―
<< February 2015 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 >>

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

- | permalink | - | - | - | -

悪について

 鑪先生の特別講義がありました。
テーマはフロムの「悪について」

衰退・破壊のモード
ナルチシズム
近親相姦的固着

成長のモード
バイオフィリア:生きるものに対する愛

人間家族
もし人間が世界市民として生きることができるなら
生活することができるなら人類は大きな家族となる

暴力の発生のモメント

フラストレーション、我慢している←これが問題
引き金(わずかのきっかけで爆発)→爆発したら許せない

閾値の問題
ちょっとしたことで怒る→閾値が低い

映画「ハンナ・アーレント」を観ました。
アイヒマン裁判を傍聴、その手記を発表
これが映画のものがたり

アイヒマンは凡庸な事務官僚に過ぎなかった
機械的に忠実に命令に従い、自分の意志や判断は全くない

この凡庸さが悪を実行する
計画し理論化する本物の悪は別にいる。

これを見て思ったのは
付和雷同するのでなく自分で考えることの大切さ
でした。



その後で修了式とパーティ

手作りのコサージュ
美味しい食事

ビンゴの景品
楽しい会話

とっても楽しい時間を過ごしました。

最後まで居たかったけれど

翌日はJISPENの学会出席のため宿をとっていたので
いっそのことと
広島から新幹線のぞみで神戸に行きました。

皆さんいままで本当にありがとう。
カウンセリングスクール専門コース | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -

質問には質問で

 今日は13時30分からのワークショップ

最初は、いつもどおりの検討

カウンセラーへの質問には 質問でかえす。
「どうでしょう。どうですか○○は?」

本では読んだが、実際には自然にこれを返すのは
難しいと感じました。

少し依存的な傾向にある人に対しては
なるべく引き受けないことが大切

目の前で起きていることから話題に入っていく
気になることから入っていく

二人の間で、今起こっていることから話題にしていくのが常套手段。

対人関係でどこがうまくいかないか
うきぼりにされていくといい。

それから転移について事例で検討しました。

転移・・

事例を読んでどこが転移か

まとはずれなことを書いてました

あとクライエントのみた夢の解釈

主人公:自分は意識できる自分の部分
自分以外の登場人物:無意識の自分の部分

意識できる自分と無意識の自分のギャップの大きさ

車の運転=自我
人の車に乗っている→自我が弱いのではないか

夢の解釈は状況がよく表されていて
おもしろかったです。

先生の書かれたレポートを見て
解釈の細やかさを感じました。

こういう話を聞くのはとても興味があります。

だけど続けていくのはちょっと無理かなぁって思います。
日程の関係もあるし

何もない休みのほとんどを費やしてきたので
少し休みたいかなぁ

広島に行くのが苦にならなくなったので
教育研修を受けてNSTの勉強もできました。

仕事の面でも大いに役立ちました。

カウンセリングスクールに行ったことは
自分にとってとても良いことばかりでした。

ちょっとしたマイナスは
広島バスセンターでの待ち時間に浪費してしまったこと
百貨店の品物は魅力的でつい買ってしまった・・


カウンセリングスクール専門コース | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -